外国特許出願の
最前線で勉強に励んだ
入社後の8年間。

入社以来8年間、知的財産部知財統括室に所属し、特許など知的財産権に関わる業務に携わってきました。メイン業務は、日本と海外での特許出願事務です。特許法など普段は馴染みのない法律を扱うため、専門用語の理解はもちろんのこと、外国特許の申請に英語力が欠かせません。業務では日本語に翻訳された書類に向き合いますが、訳されていない部分に重要なことが書かれていることもあります。専門用語も含めて英語の勉強に励み、業務終了後には、当研究所で開講されている「英語プレゼン講座」や「TOEICスコアアップ講座」に参加。さらに、一般の英語学校でも学びました。
それでも苦労したのは、当時、TRINA(北米にあるトヨタ自動車の研究拠点)との業務で2カ月に一度参加していたテレビ会議です。米国での特許出願に必要な書類のやりとりなどについて英語で取り決めていく業務で、大変だった分、貴重な経験ができたと思っています。
特許申請する国は、英語圏だけでなく、中国、時にはインドネシアやブラジルなど多岐に渡ります。日本の特許事務所を介するため、直接中国語、インドネシア語やポルトガル語でやりとりをすることはありませんが、他国の書類に一日触れていると、「今日はインドネシアへ旅した気分」などと、異国情緒を感じられる仕事です。

研究の円滑な進行のために
企画とサポートを担う
要素研究企画・推進室。

現在は、2016年7月の新設時に配属された要素研究企画・推進室で、主に予算管理と会議運営、イベント企画を担当しています。この部署は、要素研究部門内にあり、研究のスムーズな運営を目指した企画とサポートが主な業務です。新規部署であるため、新しくつくりあげていかなければならないことばかりで、日々忙しく過ごしています。
四半期ごとの研究進捗報告会議の開催も業務の一つで、開催案内や議事録の作成を担当しています。これまで直接お話しする機会の少なかった研究リーダーや室長、部長などと関わる機会が増え、皆さんの苦労が理解できるようになってきた気がします。研究部の報告会などにも積極的に参加し、現場の声を聞きながら状況を把握するように努めて、研究者の方たちの要望を開催するイベントに反映しています。部をまたいだ研究発表会は、「他部門で進められている研究をもっと知りたい」という声を受けて、定期的な開催に至ったケースです。
企画やサポートは目立たない業務ではありますが、これがなくては研究が円滑に進みません。研究者が他の業務で手を煩わすことなく研究に専念できる環境をつくることが、私たちの任務です。

長く勤めることが自然だから、
明確なキャリアを描くことができる。

要素研究企画・推進室は新設から2年目に入ったばかりのため、いかに業務をスムーズに回していくかに力を注いでしまいがちです。でも、長期的に見れば、いずれはこの部署が不要になるくらいに、研究部門が円滑に業務を進められるような仕組みを確立できたらと思っています。当研究所に勤める女性は、職種を問わずに結婚や出産を経た後も、ほとんどの方が職場に復帰されており、平均勤続年数も長く、長い目で自分のキャリアを見ることができる点が良いところです。
要素研究企画・推進室には、私を含め女性は4名配属されていますが、親切で的確なアドバイスを下さる方ばかりで頼りになり、いつも助けていただいています。先輩、後輩、同僚に恵まれ、感謝して働くことができていると思います。特に、私と同期入社の女性とは、温泉旅行やテーマパークへ遊びにいくなどしてプライベートでも仲良くしています。研究者の方も、仕事を離れたお話をさせていただくとおしゃべりな方や楽しい方、親切にしてくださる方がいて、お世話になっています。「文系だから理系の研究内容はわからない」などと言い訳をせずに、難しい内容であっても積極的に質問を重ねて理解していくように努めていきたいと思います。

1日のスケジュール

知的財産部所属時代には、英語の勉強以外にも自己研鑽として「知的財産管理技能士2級」の国家資格取得に挑戦。3カ月間通勤時間に勉強に励んで合格した。より専門的な知識を得ることができ、部署を異動した現在でも役立っている。いずれは海外の研究機関の事務部門に出向したいという意欲にもつながった。

※記事の内容は取材当時のものです。

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